【FX初心者向け】FX基本用語18選！トレード前に要チェック！

FXとは、「Foreign Exchange」または「FOREX」という言葉の略です。日本語でいうと、「外国為替証拠金取引」ですね。

「外国為替取引」とは、海外のお金を両替することを指します。

例えば、アメリカに旅行に行った時に日本円をドルに交換してもらうことを指します。FXとは、これを証拠金を使って行うことを指します。

pipsとは、FXの取引において使われる単位です。
通貨の単位は国によって異なるので、pipsという共通の単位を使用して損益を表すことができるということです。

FXでは、さまざまな通貨を使いますが、取引をする際に売買するのは２つの通貨です。

その通貨の組み合わせのことを通貨ペアといいます。

例えば、「ドル/円」という場合は、日本円を使ってドルを購入することを指します。この組み合わせはよく使われるので、必ず覚えておきましょう。

世界で一番取引されている通貨ペア：EURUSD（ユーロ/ドル）

チャートとは、為替の動きを視覚的にわかるように示したものを指します。

縦軸では価格の動き、横軸は時間の動きを表しています。

チャートを見ながら過去の相場の動きを見て、今後どのような値動きがあるのかを予想をして取引を行いますので、FXの取引をするのに欠かせないものとなります。

これもFXではよく使われる基本用語ですが、日本語では持ち高と言われます。

「通貨を買っている」もしくは「通貨を売っている」状態のことを指します。

買ってから売るまでの時間、もしくは売ってから買うまでの時間は「ポジションを持っている」という風に表現します。

ロングポジションとは、買いポジションのことを指します。

つまり、買いを入れてから売るまでの時間は「ロングポジションを持っている」という風に表現されます。

ロングポジションを持っている時には、ポジションを持ってから価格が上がれば利益が出ますし、価格が下がれば損失が出るということになります。

ショートポジションとは、売りポジションのことを指します。

つまり、売り注文を入れてから買うまでの時間は「ショートポジションを持っている」という風に表現することができます。

ショートポジションを持っている場合には、ポジションを持ってから価格が上がれば損失が発生し、価格が下がったときに利益が出ます。売りポジションとは、もともと持っていない資金を売るということです。

この手法ができるのがFXの大きな特徴と言えるでしょう。

この取引ができるのは自分の運用資金を証拠金に変えているからです。

ロングとショート、それぞれのポジションをとれるため、FXでは臨機応変に利益を出すことができます。

ロットとは、FXの取引の際に使われる数量の単位のことを指します。

国内FXでは1ロット＝1万通貨、0.1ロット＝1000通貨、海外FXでは1ロット＝10万通貨というのが一般的です。

このロットを使うおかげで数値の入力ミスを避けることができるようになっています。

海外FXの場合、ドル円で見てみると、1ドル=100円だとすると1ロットというのは1000万円分の取引を行うということです。

レバレッジというのはFX基本用語の中でとても重要なワードです。
※日本語でいうと、「てこの原理」の意味です。
両替や外貨預金はレバレッジが1倍。
FXの場合、国内FX会社はレバレッジが25倍、海外FX会社はレバレッジが最大1,000倍まで利用が可能で、自分自身がトレードの都度リスク・リターンのバランスをコントロールできます。

上の図は、レバレッジが１倍と１０倍を比較した図です。
1ドルが100円の時に10万円をドルに両替し、1ドル110円になった時に円に戻す場合を例にしてみましょう。（わかりやすくFXのレバレッジを10倍とします）
両替の場合は、取引可能金額は10万円＝1,000ドルです。
しかし、FXでレバレッジ10倍の場合は取引可能金額は100万円=10,000ドルです。
レバレッジの倍率が大きければ大きいほど、取引が可能な金額が増えるということです。

この原理があるおかげで、FXの取引では少ない資金で大きな資金分の取引を行うことができます。

逆に、1ドルが90円になってしまった時は、両替・外貨預金の場合は1万円の損失。
FXの場合は10万円の損失になるということです。
取引可能な金額が大きくなることは、大きな利益を狙うこともできますが、損失も大きくなります。

ただし、１回のトレードで利用するロットを調整することにより、リスクをコントロールすることが可能です。

特に、海外のFX会社はゼロカットシステムという、投資資金以上の損失を負わない仕組みを導入していますので、初心者には安心な部分と、レバレッジコントロールを覚える上でも適しているといえます。

このレバレッジはFXの大きな魅力になります！

スプレッドとは、通貨を売買する時の価格の差を指します。

この売値と買値の差額を使って利益を出すことになります。この売値のことをBid、買値のことをASKといいます。

スプレッドは取引をするFX会社によって異なります。この差(スプレッド)が小さい方が安定して利益を出せます。

日本のFX会社はこのスプレッドの差の小さいことで有名です。

証拠金維持率とは、今持っているポジションが口座の残高に対してどれくらいの比率になっているかを示したものです。

証拠金維持率が高いということはリスクを抑えた運用ができているという状態です。

運用をする際は証拠金維持率はしっかりと見ておきましょう。

ロスカットとは、持っているポジションの損失が膨らんで来た時に、FX証券会社が強制的に決済をするという仕組みのことを指します。

これは投資家の損失をできるだけ少なくするための仕組みとなっています。

ロスカットになるタイミングはFX業者によって異なりますが、だいたい証拠金維持率が20％を切ったタイミングとなっています。

ロスカットを避けるためには、証拠金維持率が下がってきた時に追加で運用資金を投入して証拠金を増やすか。

早い段階でポジションを決済していくかという方法があります。

含み損とは、ポジションを持った時よりも価格が下がっている状態でポジションを持っている状態のことを指します。

ポジションを持っている状態だとまだ損失は確定ではないので、価格がそこから上がれば解消することもできますが、含み損が膨れ上がってしまうと証拠金維持率が下がりロスカットになってしまうこともあります。

含み益とは、ポジションを持った時よりも価格が上がっている状態でポジションを持っている状態のことを指します。

まだ利益は確定ではないので、まだ上がると思って決済をしないで待っていると価格が下がってしまう可能性もあります。

EAとは、Expert Advisorの略で、自動売買プログラムのことを指します。EAを使用することで、人間の感情や判断ミスの影響を受けずに、自動的に取引を行うことができます。

MT5（MetaTrader 5）は、金融取引のためのオンライン取引プラットフォームで、外国為替（Forex）、株式、先物、オプション、CFD（差金決済）などの金融商品の取引が可能です。MT5は、MetaQuotes Softwareによって開発され、MT4（MetaTrader 4）の後継バージョンです。

MT5は、多機能で、高度なチャート分析やテクニカル分析、自動取引機能、バックテスト機能、そしてモバイルアプリケーションの提供など、トレーダーにとって非常に有用な機能を提供しています。また、MT5は、プログラミング言語MQL5を使用して、トレーダーが独自のカスタムインジケーターや自動取引システムを作成することもできます。

MT5は、世界中の多くのFXブローカーや証券会社によって採用されており、トレーダーが取引を行うための一般的なプラットフォームの1つとなっています。

bitcasteは取引手数料0%の仮想通貨取引所です。bitcastleアプリで仮想通貨取引をより簡単に、より安全に始めることができます。bitcastleのサービスとして取引(トレード)、HIGH＆LOW、FOREX（FX）といったものがあります。

バイナリーオプション（Binary Option）は、予測した結果が当たった場合に、固定された利益が得られる金融取引の一形態です。具体的には、株価、為替レート、商品価格などの値動きを予測し、それが上がるか下がるかを選択することになります。選択した結果が正しい場合、予め決められた固定の利益が支払われます。逆に、予測が不正確な場合は、投資した資金の一部または全部を失うことになります。

バイナリーオプションは、一般的に短期的な取引を対象としており、数分または数時間といった期間で行われます。また、高いリスクを伴い、投資金額とリターン率が固定されているため、投資家にとってはリスク管理が重要な要素となります。

コピートレード（Copy Trading）は、他のトレーダーの取引を自動的にコピーする取引方法です。これは、経験の浅いトレーダーや時間のないトレーダーが、プロのトレーダーが行う取引に参加することを可能にします。

コピートレードでは、トレーダーは通常、自動取引プラットフォームを使用して、トレーダーのポートフォリオやトレード履歴などの情報を閲覧し、自分が信頼できるトレーダーを選択します。その後、コピートレードを開始するために、トレーダーは自動取引プラットフォームにアクセスし、自動的にトレーダーが行う取引をコピーするように指示します。コピートレードは、一定の手数料を支払うことで提供される場合があります。

コピートレードのメリットは、経験の浅いトレーダーでも成功したトレードを実行できること、時間をかけて市場分析を行う必要がないこと、プロのトレーダーが市場を分析し、取引の決定を行っているため、負担を減らすことができることなどが挙げられます。一方で、コピートレードには、自分で市場分析を行うことができないため、トレードの理解やリスク管理が不十分な場合があること、信頼できるトレーダーを選択することが重要であること、コピートレードがうまくいかない場合があることなどのデメリットもあります。